がん治療を淡々とこなす記録

29で乳がん、寛解したと思ったら35で新たに大腸がん(原発#2)。心の寄り添い一切なしのがん患者お役立ちブログを目指す記録。

健康診断はスルーしないほうが良い

至極当たり前のことなのですけれども。

というか普通の人は、健康診断で要精密検査となったら即再検査行くものです?

 

ところで私は書けていない第一章のアジェンダの下記記事で、

私のスペック、もくじ - がん治療を淡々とこなす記録

 

「健康診断はあてにするな」という目次を書いていました。

前回は健康診断の乳がん検診でずっと異常なしだったのに急に明らかな腫瘍ができて、検査行ったらステージⅡBという結果だったので、健康診断全然あてにならないなと思っていました。

その時医師や看護師に言われたことは、

健康診断は健康なことが前提の検査だから・・・ です。

 

 

で、別にだからというわけでもないのですが、私は今回、昨年の健康診断における要精密検査をスルーしていました。私の考えとしては、「次の検査でも引っかかったら行こう」でした。

その検査というのは、検便です。私は最近転職したのですが、それ以前の健康診断では検便はありませんでした。加齢で追加されたのか健保が変わって追加されたのかは不明なのですが、とにかく人生初の検便でした。2日間取るとか知らなくて、前日に気づいて仕方なく1日分だけ持って行ったのもあり(理由にならないけど)、便潜血陽性と出ても、「ちゃんと提出できてないし」とか「痔かしら」などと真剣に捉えず、見事にスルーしました。あと当時毎朝快便だったので何も心配していなかったのです。

 

年が明けて、春頃私は軽く手術をしました。乳がんの術後ホルモン治療の関連で子宮内に大きめのポリープができていて、これはもう取りましょうということで、経膣で内膜掻き出ししました。

その手術は2泊3日くらいで終わりましたが、その手術を境に私は急に便秘になりました。はじめはただちょっと便秘だなあと思ったくらいだったのですが、日に日に食後に下腹部が痛くなるようになりました。先述の通り子宮手術以降に便秘になったので、手術の癒着ではないかなども疑い、婦人科の診察時に相談してみたりしましたが、当然医師というのは科が違うと専門外なので、じゃあ酸化マグネシウムでも出しとくよ的なあしらいでした。

 

さて、夏ごろいよいよ毎食後ほぼ腹痛、という状況になり少食になってきました。トイレに行ってもどうも腸内に何かありそうな感じがするので、これは大腸内視鏡検査をすべきと自己判断、内視鏡検査を毎日たくさんやっている近所のクリニックに行くことにしました。

検査予約するときの診察では、とくに「こりゃヤバイ」的な反応ではなく普通に予約をして検査キットをもらって帰りました。

 

さて、この内視鏡検査当日の朝がすったもんだありまして、

こちらは次回の記事とさせていただきます。

 

 

とにかく言いたいのは、ステージⅣには急になるものではないので昨年の要精密検査はおそらくアラートであったということです。せっかくのアラートを無視し、進行させてしまったのは良くないことです。ただもちろん今となっては去年だったらどうだったかはわかりません。昨年精密検査に行っても何も見つからなかったかもしれないし、見つかっても結局治療は同じだったかもしれないし転移してなかったかもしれないけれどしてたかもしれないし、仮定を考えても仕方ないのです。

 

まあただ、今年の前半は個人的にいろいろ楽しいことも大切なこともあって、

2月に大好きなバンドが来日ライブしたことや

3月に自分のライブをしたことや

4月にさきほどのポリープ手術したことや(不正出血が続いていたので取って本当に楽になった)

主に今年の前半に仕事は自分的に重要な役割をこなしていたことや

6月にチェコにフェスを見に行くという楽しくて仕方ない旅行をしたことや

7月に所属するオーケストラですごく良い演奏ができたことや

8月には最近はまっているアイリッシュホイッスルの演奏ができたことなど

 

(このブログでは触れていない私の日常がさらりと出てきていますがいろいろやっているのです)

 

今年前半に治療していたら全部できていなかったことを考えると、まあ現状と比べてトントンだな、と思うようにして自己解決です。

とりあえず今完治前提で進めているので、良しとします。

 

 

と、いうことで話がそれましたが次回は

内視鏡検査当日のごたごた

です。